まず、不動産買取を業者に依頼するときには、直接買取と仲介という二つの方法があるのです。
不動産業者の中には、買取のみを専門に行う業者と、仲介を専門に行う業者、
その両方をおこなっている業者がいるのです。

不動産の買取専門業者とは、売主から不動産を直接買い取る業者のことを言います。
買取専門業者は不動産を買い取った後、その不動産にリフォームを施し、不動産価値を高めて、
売却できるようにします。そのために必要なリフォームも、買取業者が自ら行い、
その後、不動産を運用したり、第三者に再販したり、賃貸として貸し出したりします。
不動産を運用している例としては、コインパーキングなどもそのひとつです。
土地を購入し、駐車場として利用するためにリノベーションを行い、運用します。
買取専門業者は比較的、どのような不動産でも買い取ってくれるというのが特徴ですが、
なかには戸建てを専門とする業者や、築年数が50年前後の不動産しか買い取らない業者といった、
専門とする物件を限定している業者もあるのです。

仲介専門業者とは、仲介役となって不動産の買主を探すことをおこないます。
売主と繋げることで売買を成立させる業者となります。
独り暮らしの際の賃貸契約と同じく、オーナーと賃貸で住みたい人を繋げる、
賃貸仲介会社と同じような仕組みとなります。仲介業者に依頼することで、手数料が発生し、
多少買取価格が下がってしまうこともありますが、不動産買取に対する工数が削減され、
比較的楽に手続きを進めることができるでしょう。

不動産の買取専門業者は仲介専門業者と取引することもあるのです。
仲介専門業者は、不動産所有者が売却しようとしている物件の情報を所有しています。
しかし、その中には売却活動をしても売れ残ってしまう物件もあるでしょう。
売り手はなかなか買い手がつかなくて困ることのあるのです。
そのような物件を紹介してもらい、買取専門業者が買い取ることもあるのです。
そうすることで売却手続きが進み、不動産の売れ残りを解消することができます。
このように、不動産業者同士は助け合うことがあるのです。

買取専門業者は不動産の所有者と直接取引することもあるのです。
不動産の所有者に、不動産の売却を持ちかけるのです。
買取業者は買い手がつきそうな不動産を常に探しているのです。
そのため、よさそうな不動産を見つけると、その所有者に営業をかけることがあるのです。
例えば、劣化が進んだ物件を見つけるとその所有者に売却を持ちかけることがあります。
劣化した物件にはなかなか買い手がつきません。だからといって、
物件を新しくするためにリフォームをするには費用がかかってしまいますよね。
逆に解体してしまおうとしても、解体のために費用がかかるのです。そのようなことを説明し、
不動産を売却してくれるように交渉します。売却を断られてしまうケースはありますよね。

不動産買取の専門業者には資金力があります。
そのため、優良物件を見つけたらすぐに買い取れるというのが強みになります。
不動産買取の専門業者は個人や仲介専門業者から不動産を買い取り、
第三者へ売却したり運用したりすることで利益を得ます。他社よりもよい不動産を獲得できれば、
より取引を成立させやすくなると言うメリットがあるのです。
また、優良な物件をたくさん取り揃えているというのは、
不動産の購入を検討している人にとっても魅力的になるでしょう。

不動産買取の専門業者は、買い取った不動産にリフォームをして再販しますが、
これはどこかの建設業者などに依頼するのではないのです。
不動産買取の専門業者が設けている自社で担当していることが多いのです。
この技術力が不動産買取の専門業者の強みとなり、このように自社で工事を行えるため、
他社では買い取ってもらえないような、僻地に存在する不動産なども
不動産買取の専門業者は買い取ってくれることが多っくなります。
例えば、崖や山奥といった僻地にある不動産を工事するには、
崖を造成したりする技術が必要になります。そのためこのような場所にある不動産は
買取を断られてしまうことがあるのです。
しかし、買取の専門業者であれば、自社で工事を請け負うことができるので、
このような不動産でも買い取ってもらえる可能性が高いのです。

いかがでしたか。今回は、不動産買取業者の種類やポイントをご紹介しました
はじめて不動産を売却する場合、手続きの煩雑さや法律関係等お困りになるでしょう。
まずは、検討段階であっても、専門的な業者に一度相談してみることもよいかもしれません。
一生に何度もない経験ですので、後悔の無いように情報収集することをオススメします。
ご相談は経験豊富な松山興産へご相談くださいませ。