相続した土地や建物などの不動産売却では、相続登記や相続人全員の承諾の他にも注意点があります。
1つめの注意点は相続人の間での話し合いを十分に行うことが非常に大切になってきます。
相続した不動産の売却は、もめ事の原因となることが多いので、慎重に進める必要があるでしょう。
例えば、相続した戸建住宅に住んでいる場合や、
店舗や工場など売却すると事業が継続してできない場合などもあり、
売却に賛成できない相続人がいれば、売却をスムーズに行うことができない場合があります。
相続人同士で十分に話し合いを行う必要がありますが、第三者に相談するのも効果的です。
２つ目は、瑕疵担保責任についてです。
売買契約に基づいて売主から買主に不動産を引き渡した後、
引き渡し時にはわからなかった瑕疵があったときには、売主が買主に対して負う責任のことです。
相続して所有者になったばかりの時点では、瑕疵を把握しきれないことが多いです。
実際に現地に行って物件を調査し、不動産会社の専門家に依頼して、
物件調査を念入りに行ってもらうことが、トラブル回避に役立つでしょう。

売買価格や所有権移転、引き渡し時期、ローン特約、手付解除など、
売買契約書に記載されている内容をしっかりと確認することが大切です。
見落としがあるとトラブルの原因になります。細かい部分で認識の違いが生じないようにし、
売買契約書を確認することが大切となります。

不動産売却には印鑑証明書や住民票、登記済権利書、
固定資産税納税証明書など、様々な書類が必要となります。
不動産会社に必要な書類を確認し、慌てないよう早めに準備することが大切になります。

不動産売却では、仲介手数料や印紙税などの費用が必要になります。
仲介手数料はまとまった金額になりますので、
相続不動産の場合は財産分与の観点からも注意が必要となります。

相続した不動産の売却では相続登記や財産分与など、相続人同士での話し合いが必要になる場合もあります。トラブルを避けるためにも、細かなことまで相談でき、的確なアドバイスを行う不動産会社に依頼しましょう。

株式会社松山興産は地元である長岡京市を拠点に、相続や住み替えなど様々なケースに応じた不動産売却を行っております。お客様を第一に考えて、一人ひとりに最適なご提案をさせていただきます。長岡京市で相続した土地などの不動産売却をご検討の際は、ぜひお問い合わせください。